2006年9月 9日 (土)

練習不足

ここ数日、腕にベッタリ湿布薬を貼ったまま寝ている。いくら伸縮性があって貼りやすいと言われても、さすがに寝ている間にペロンと剥がれ落ちるのではないかと思い(=私は寝相があんまりよろしくない)、こういうときのために(?)アレがあるんじゃないの!と思い立って、腕用の長い手袋を装着。使用目的が違うような気がしないでもないが、何せまだ一度も使っていなかったのだ。チャリンコお散歩時の日焼け防止に使うつもりだったのだが、腕手袋をしなければならないほど日差しが強いときに、チャリンコ散歩などする気になれず、日が落ちてからのお散歩か曇りの日にしかチャリチャリしないんだもの。頭にも肩にも、もちろんサンダルのあとがクッキリつきそうな足元にも、容赦なく日差しが降り注ぐときに炎天下を走ろうなんて無謀というものだ。かくてこの夏にデビューしそびれた腕用の手袋は湿布押さえとして立派に役立つのであった。湿布の匂いが取れなくなりそうではあるが。

湿布薬が効いている気がするというのは、やっぱり腱鞘炎なのかなぁ。筋肉痛になるような勤勉なことは何もしていないのだが。重いものを持った覚えもないし。覚えが無い場所に青アザがクッキリなんてのは良くあることだが(しょっちゅうアチコチに躓くのである)、腕全体がこうも重い(+熱い)というのは初めてだ。冷やせば良いのか温めれば良いのかも判らん。買い置きしてあった湿布薬は温感タイプと書いてあるので(まさに唐辛子エキスである!)、どうやら温めているらしい。パッケージには、血液循環を良くして痛みを和らげます、と書いてある。その前は二晩続けて保冷剤で冷やしていた私。何やってんだか。どっちでも良いのかな、結構テキトーだ。子供が熱を出したときに、日本ではしっかり布団を掛けて温めて発汗を促すけれど、欧米では氷風呂に入れて冷やすんだとか(ひょえ~心臓発作を起こしそうだ)。要するに冷やそうと温めようとどちらにもそれなりの効果があるってことなんだろう、と思う日和見な私。

いよいよ演奏会が近づいて逃げ場がなくなってきた、いや別に逃げる気は無いが。腕が痛いってのに困ったものだ。圧倒的に練習不足。まだ最終的な音作りも完成していないし、弾き込んでもいないし、操作方法も怪しいし。他にも衣装どうするんだっけ?と、演奏以外でも考えなければならないことがあるのに手付かずだし。あああああー。まぁどうせスロースターターの私、こうなるのは始めから目に見えていたわけだが。頭から白いシーツでも被ってステージに上がろうかという案まで出ている(笑)。アンサンブルを弾くパートナーと衣装について話したとき、幸いにも曲に対するイメージがお互いに似通っていて、エーゲ海とかギリシャ神話とか、そんな印象を持っていたので、白いのを着たいよねぇ、という話になったのだ。でもさすがにシーツを被るってのは、、、かと言って今から何か作る(縫う)? そんな芸当できません。。。

先日は、アンサンブルのパートナーと一緒に、私のレッスン枠を使って先生まで巻き込んで音合わせとアンサンブル練習。柔軟な先生なので、私がいきなりアンサンブルを聴いてくださいとお願いしても快く対応してくださった。しかし普通はやらんだろうね、こんなこと。自分のレッスンに他の人を呼び込んで、先生に2人分の指導をお願いしてしまったのだから。出だしや合わせ方のタイミング、ボリュームのバランス、最後の決めの部分の間合いなど、2人で弾いているときにはそこまで注意が行かない部分にいろいろと客観的なアドバイスをいただけた。う~頑張らなきゃ。パートナーのほうはご自分のパートをほぼ弾けるようになっているのだが、問題は私である。全然進んでいないっての・・・。でも先生は笑って、度胸がありそうだし本番に強そうだから大丈夫でしょう~、などとおっしゃる。はぁ、本人もそう思っちゃってるところが問題なんですが。でも度胸だけじゃ弾けるようにはならないなぁ。

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2006年9月 2日 (土)

古典音楽

毎日ネットでチェックしているナンチャッテ星占いによると、ここ4~5日ばかり私の運勢は絶好調。総合運・仕事運・恋愛運・金運すべての項目で、何をやっても行け行けGO!GO!状態。それに反して私自身は気分的に絶不調。ヤル気なし根性なし気力なしで、できれば布団をかぶってひねもす寝ていたい。考えようによっては占いの結果だけでも絶好調なのが救いかもしれない。これで占いまで絶不調だったら、これ幸いとばかり完全引きこもりになりそうである。

そんな絶不調気分の中、昨日はクラシック音楽のコンサートに行ってきた。これがもう美味しいトコ取りのエンターテイメント満載のお得感テンコモリのコンサートだった。最後のアンコールでは全員起立でフルオーケストラと一緒にベートーベンを歌うなんてことまでやらせてくれて、久しぶりに(定例会は別として)お腹から声を出して合唱という快感も味わってしまった。いやー気持ち良いですね、声楽をやってる人の気持ちってこんな感じかしら、などと思ったり。小・中学時代は合唱部だったのだけれど、当然ながら今は圧倒的に声量も声域も落ちてしまって、思うように声が出なくて悔しい思いをすることも多いので、きちんと歌いたいなぁなどとも思うのである。

本当は楽器のほうでも古典をやりたい気持ちはあるのよねぇ。電子楽器だと、パーカッションやエフェクトですぐに演奏テクニックを誤魔化すことが出来てしまうし、初心者でも楽しめるという利点はあるにしても、いつまで経っても演奏技術で勝負せずに操作テクニックやら効果音でお茶を濁すような弾き方でまかり通ってしまう。その点、アコースティックはまさに腕一本勝負という感じがして。電子楽器でもクラシック曲を扱ったものもあるけれど、パーカッションなし、最小限の音色変化のみでオタマジャクシの羅列に取り組む覚悟はまだない。そもそもクラシックの名曲ってのは大概みんな難しいのである。ろくに楽譜も読めない私に弾けるシロモノではない。しかも大抵は4級以上レベルだったりする。5級手前で四苦八苦の私には手が出ない。でもいいなぁ、いつかやりたいなぁ、ビートの利いた曲は所詮はどれも同じに聴こえてくるんだよねぇ、あるいはこれが歳をとるということなのかしらん?

朝の連ドラの主人公はピアノと音楽が大好きな設定なのだが、うーん、あまり音楽が不可欠というふうには見えない。何かのついでにピアノを弾いているというふうにしか思えないし、他のことを犠牲にしてまで音楽に向かっているという覚悟や気合いは少しも感じられない。まぁいいけど・・・。そういえば、主人公の婚約者が戦争に行った直後から、公式サイトのほうではその婚約者が失明して帰還するという話がまことしやかに囁かれていて、一体いつ彼は戻ってくるのだろうかと思っていたのだけれど、どうやらようやく帰ってくるらしい。こんなギリギリまで引っ張るとはなぁ。せめて母親の死に目くらいには間に合うように帰ってくると思っていた。今月で番組も終わるんだっけ、大団円で終わるのかしら。

http://www.toshiba-emi.co.jp/st/best100/concert.htm

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2006年7月28日 (金)

試行錯誤

今週はやたらと眠いので、毎日お行儀良く早寝をしていたのだけれど(・・・と言っても「早寝」の定義は人それぞれ。私の場合は午前2時より前なら「早寝」である・・・)、昨日というか今朝はスポットで頼まれた翻訳をやっつけるべく午前3時くらいまで作業をしていたのでちょっと夜更かしモードになった。なので今日も眠いこと眠いこと。でも週末だ! しかも明日は久しぶりに晴れの週末だ! 頑張って午前中に布団と傘を干したい!

今日は帰宅後にザっとシャワーを浴びた後、ジーパンに着替え、スッピンのまま楽譜をつかんでチャリンコ飛ばしてレッスン室へ。なんとか今日で音作りを仕上げたいと思ったのに、、、仕上がらなかった、がっくし。試行錯誤をしながらなので効率が悪いのは仕方ないけれど、同じところを行ったり来たりでデータの手直しもままならない自分の無能さがいやになる。でも叩き台としては出来上がったので、あとは細かい修正作業をすれば大丈夫そう。ただ、その「細かい修正作業」こそが、正確に操作方法を判っていないと進まない部分でもある。次回のレッスンで先生に見てもらいながら直したほうが良いかも知れない。自力でやるのはこの辺りまでが限界かも。

教室の受付担当の方は、どうやら午後8時台以降は男性スタッフになるようである。これまた明らかに私よりも年下の男性のようなのだが、ちょっとなかなか素敵な感じの人である。帰り際に教室の使用料を支払うので、楽譜を抱えてお財布を取り出して受付でモタモタしている私に、その受付の男性が、連日通っていらっしゃるんですね、と声を掛けてきた。あらまぁ。ちょっと嬉しくなる。いやー楽器を持ってないのに音作りをしなければならないので大変なんですぅ、と言ったら、熱心ですね~、頑張ってください、と言われた。あら嬉しい。殿方にこんなふうに声を掛けていただいたのは久しぶりだ、明日も行っちゃおうかしら(笑)。

いやいや、週末は論文をやっつけるほうが優先だ。ボランティア翻訳の校正も溜めてるし課題やら教材やらトライアルやら、お金は貯まらないのに、こういうものはすぐ溜まってしまう(笑)。校正は仕上げた傍から、すぐに次の校正依頼が来る。それだけ翻訳スタッフがフル稼動で次々訳しているということだろう。あまり私のところで止めるのも申し訳ないのだけれど、最近はちょっと校正作業が遅れ気味。自分の作業効率を全般に見直したほうが良いのかも。ボランティア翻訳のほうは運営についてもこのところ管理人さんと多方面について随分と意見を交わしている。何をどこまで出来るのか、そちらでも手探りの試行錯誤が続いている。

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2006年7月26日 (水)

曜日感覚

先週末は久しぶりにノンビリ過ごしたし、今週も特に忙しいということは何も無いハズなのに、どうにも気持ちがダレているというか落ちているというかグータラしてしまってよろしくない。週明けの月曜日から、ずっと「今日って金曜日だっけ?」と思い込んでいる始末。かろうじて朝起きたとき台所をみて、あー生ゴミの日だから今日は○曜日、とか、不燃ゴミだから△曜日、とか理解している有様。どうしてこんなに毎日ボケているのか判らないけれど、体はともかく気持ちが疲れている感じ。

この一週間で3回レッスン室にこもって音作りをしている。おそらく次で仕上がる、というか仕上げたい。自分で持っていない電子楽器、つまり操作方法もロクに判っていない楽器をいじくりまわそうと思うなんて、やっぱり無謀ではある。どこをどうすれば良いのか判らないまま、ああでもない、こうでもない、いやこの音は違う、このボタンじゃない、私がやりたいのはこれじゃなくてー!、とブツブツ言いながら、それらしきボタンを片っ端から押す私。非効率かつ壊しそうな気もするが、考えてみたら、これって普段私がパソコン相手にやってることだ。マニュアルなど見向きもせず、こうじゃない、ああじゃない、やりたいのは○○なのにどうしてそうならないのっ!?と悪態をつつきながら、ガシガシいろんなメニューを開いて操作して、最終的には力ずくで目的を達することが多い(笑)。実践向きのバカということだろうか。それにしても、楽器のメニューやパラメーターがさっぱり判らん! 以前はクォンタイズと表記されていたものがクロックになったんだろうか、、、ううぅ、判らない。ディレイパラメーターも以前より細かくなりすぎていて、タイミングの合わせ方が判らん。今月中に音作りがすべて終わるだろうか・・・。

はー、そしてまだ今日は水曜、明日は木曜・・・。レッスン室を出たときにも、「さあ週末だし明日は休みだし♪・・・」と一瞬思った後、・・・まだ水曜だった(ガックリ)、という状況。体内時計が故障中なのかしらん。それとも夏が来る前に夏バテか。論文のノルマも一向に進まず、週末に泣きを見る予定。

平年より10日ほど遅れてようやくそろそろ梅雨明け間近。いよいよ夏バテの季節だというのに迎え撃つ気力もナシ。勝手に暑くなってくれ、あたしゃクーラーの中にこもってますよ。南極や北極に行きたいとまでは言わないが、やっぱり故郷の涼しい土地に帰りたいとは思う。老後は絶対にそこで暮らすのだ。しかしそれまでに都会を離れても仕事ができる程度のフリーランス翻訳者にはなっていたい。フリーランスになったら曜日なんか判らなくなってもあんまり困らなさそうだなぁ。

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2006年7月20日 (木)

耳コピー

残っているサラダ用野菜をどうやって一気に片付けるか少々思案した挙句、涼しいけれど冷やし中華を作って野菜を全部のっけていっぺんに平らげた。麺より野菜のほうが多いくらいだったが・・・。涼しいので普通に熱いラーメンでも良かったかもしれないけれど、トマトやきゅうりをのせるわけにはいかないからなぁ。ときどきラーメン屋さんで塩トマトラーメンなどのメニューを見かけるけれど、食べ物に関しては結構保守的な私、挑戦したことが無いのである。

楽器レッスンで新しい曲に入った。前の曲が仕上がったワケではないが、本当にカンペキな仕上がりを求めたら、平気であと数ヵ月くらい掛かりそうだし、そんなことをしているうちに演奏会が来てしまう。演奏会で弾く予定の2曲のうち、当初から決まっていた曲はどうにか細々と練習しているが、つい最近になって曲目を決めたほうはいまだ手付かずで、これをなんとかしなければならないため、先生にお願いして取り上げさせてもらうことにした。とはいうもののお願いした時点ではまだ楽譜も音も持っていなかった。楽譜に関しては教室でオーダーすれば一週間くらいで取り寄せてもらえるとのことだったけれど、会社帰りに都心の大きなセンターに寄ればその場ですぐに入手できるだろうと思い、実際に先週のうちに購入。残る問題は音作りである。

私は古い機種の楽器しか持っていないので、教室や演奏会で使用する最新機種の楽器とはデータの互換性が無い。指遣いや弾き方の練習なら自宅で出来るけれど、音作りはどこかで楽器を借りなければ不可能だ。どこかと言ったって、そのへんに楽器が転がっているハズもなく、つまりは教室のレッスンの空き時間に借りるしかない。いわゆる自習用に教室を借りるというヤツですな。で、自習用の教室レンタルがいくらなのか料金と空き時間を確認し、さっそく予約。都心の教室レンタルの半額以下である♪ 田舎バンザイ。

とにかく集中的に音作りをしないことには練習に入れない。購入した楽譜は易しいアレンジで弾いていてもつまらない仕上がりなので大幅改変が必要な見込み。今までグレード5級(しかも先生が言うには4級寄り)の曲をやっていたのに、今度の楽譜がグレード6級用(アレンジ的にはどうやら7級寄り)なので、シンプルすぎて面白みに欠けるのだ。音作りと譜割りをしたら、あとはひたすら耳コピーだ。購入した楽譜を叩き台にして、どこまで原曲の雰囲気を出せるか。音楽好きの人なら判るだろうけれど、耳コピーってやり始めるとハマるんだよね。ほとんど触ったことのない、操作方法もロクに判らない楽器で耳コピーで起こした曲の音作りをしようなどという大胆不敵(=無謀?)なおバカさんの自分。そういうのも悪くないと思うノーテンキな今日この頃、やっぱりどこか壊れてるかもな~(笑)。

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2006年6月 1日 (木)

グレード

音楽ネタ続きで失礼します。最近ブログの話題が翻訳から離れっぱなしでありますが。

一ヵ月の大人用お試しレッスンが終了したので、先日のレッスン終了時にレッスン継続の契約をして帰宅した。その後、事務局の方から契約内容が間違っていた旨の連絡が来た。お試しレッスンの次にはステップコースという名前のレッスンがあり、その内容やレッスン回数、受講料などを事務局の方と一緒に確認して申し込み用紙に記入して来たのだが、事務局の方が先生に確認してみたところ、私が申し込んだコースは初心者向けだったので受講できないというのである。通常、お試しコースが終わると、ステップ1、ステップ2、ステップ3になるそうで、私はステップ1を申し込んできた。お試しレッスンの次はこれです、と事務局の方に言われたので、そのまま素直にそれを申し込んだのである。別に初級とも何とも書いていなかったし、そこに書かれているステップの違いは、グレードの違いということではなく、レッスン回数の違いなのかなと思っていたのだ(たとえば10回やったら次のステップに進む、とか、そんな感じかなぁ?と)。当然ながら、グレードごとに設定されている以上、ステップ1(初級:10級くらいまで)、ステップ2(中級:9~6級くらい)、ステップ3(上級:5級以上)では金額が大きく違う。電話してきた事務局の方に、(私の場合は)ステップ3になります、と言われて、どえぇぇぇ、ヘタクソなんですからステップ1にしておいてくださいよ~、と思ったが、さすがにそういうワケにもいかないだろう。ああ急にレッスン料が高くなってしまった。

これじゃ都心のレッスン会場と金額が変わらなくなるし、それだったらレッスンの欠席や振り替えのしやすい都心の教室のほうが良いかも、と思って、返事を保留にさせていただいて他の会場を調べたら、、、げげげ、もっと高い(そりゃそうか)。でも同じ経営母体の同じ名前の教室なのに、場所によってレッスン費が異なるというのも不思議な現象。まぁ銀座の一等地のレッスン会場と、私の最寄りのような田舎の教室で値段が違うのも判らなくも無いが・・・。でも幸い今の先生は田舎教室であるにも関わらず実力のある方と見受けられるので、このまま今の教室で続けさせていただこうかなと思う。

指導グレードである5級を目指そうなどとはサラサラ思っていないが、とにかく私がこれから取るレッスンは、5級取得準備コースという位置づけだ。自分がそんなところにいるというのが不思議な気持ちである。でも、弾いていると比喩ではなく体が熱くなり(一種の全身運動と同じだと理解している)、没頭できることがやはり楽しい。10~20代前半の頃は毎日1時間は弾いていたんだよなぁ。ダイエットに効果があったのかもしれない。ここに書いていたことがきっかけで、別の楽器とユニットを組んで演奏する話まで持ち上がってきたので、ちょっと真剣に練習してきちんと曲を仕上げよう。グレード取得は、、、まだまだ先の話だが。

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2006年5月31日 (水)

誉め言葉

誰でも誉められれば悪い気はしないし、どんなに見え透いた誉め言葉でも、相手に対して寛大な気持ちになったり、ちょっと頑張ろうかなという気になったりする。駅のトイレに「汚さないでください」と書いてもあまり効果はなく、「いつもきれいに使ってくださってありがとうございます」と書くと効果があるというし、この点に関しては人間の心理というのは結構単純に出来ているなぁと思う。

先日の楽器レッスン、ボロボロ曲は相変わらずボロボロだった。ロクに練習していないのだから当たり前なのだが、とりあえず同じ曲でレッスンを重ねている以上、先生としては何か違うことを言わなければいけないのだろう、ヘタクソでボロボロでマトモに演奏できないのに、少しずつ上級の注意が加わる。毎度毎度、同じ注意をするわけにもいかないということか。そんな細かい技巧的なところに意識を向けたら、肝心の演奏がもっとボロボロになるよぉ、ひえー、と思いつつも、なんとか四苦八苦で弾いてみる。そして惨敗する(涙)。弾き終わると無意識に小さな声で、スミマセンスミマセン、と呟いてしまう私。だってねぇ、こんなヘタクソな生徒に教えるなんて先生にしてみれば徒労じゃないですか。でも先生は、そんなことないですよ、お上手ですよ、などと言うのだ。あああああ、ここでそんなあからさまなセリフを言われても。これは誉めているのではなく、おだてているというべきか。音楽の正しい感性を伸ばさなければならない子供のレッスンとは異なり、あくまでも趣味で続ける大人の場合は、多分、教室や先生から見た場合、生徒というより「お客様」なのだ。大人には厳しいことを言ったらすぐに辞められてしまうかもしれないし、ほかにいくらでも教室はあるし(実際、職場の近くにするか自宅の最寄駅にするかなど、私もあれこれ教室検索をしたのだし)、簡単に辞められないためには適宜誉めておかなければならないのだろう。大人になってからの音感なんてどうせ大して変わらないし、それ以上、どう上達するというものでもないのだから厳しく指導するという性質ではないのは判る。でもこの状況でおだてられるのはツライ(そう思うなら練習しろ自分)。ド下手なのが判っているのに、誉めないでください先生。。。

2~3日以内に仕上げますと安請け合いしていたボランティア翻訳のほうは、当番制で回っていた翻訳記事がこのところ短いものばかりだったので、原文記事を見もせずにハイハイと引き受けたのだが、いざ翻訳する段になって原文を見たら、、、な、長い。なんで私の当番のときにこんなに長いものが当たるのだ、、、と思いつつも、なんとか間に合うように(といっても別に締め切りがあるわけではないのだが)格闘しているところに、管理人さんからメールが来た。迅速に取り組んでいただけて感謝しています、翻訳お待ちしています、、、って・・・。まだですか、いつ仕上がるんですか、と書かれていないだけに痛烈だ、す、すいません、まだ終わっていなくて。もちろん大急ぎで仕上げて送信したが、なんだかトイレの貼り紙を突きつけられたような気になってしまった。声高に文句を言われるよりも確かに効果倍増、かも。

テキトーに誉められているうちはマトモに相手にされていないとも言えるが、一概にそれだけでもない。私が生徒さんの英作文を添削していて、まるでテーマに沿っていないとか内容に一貫性がないときなど、頭ごなしにこんなの全然ダメ、と言うわけにもいかないのだが、だからといってマトモに相手にしていないわけでもなく、相手を全面否定するようなことを言ってはいけないと思うからなのだ。その辺りが大人相手の難しいところでもある。逆に言うと私がレッスンを受けていても、悪いところをそのものズバリでは指摘されないわけで、どこがダメなのかは自己練習の中で自力で探らなければならない。上達のためには、誉められたことを真に受けずに精進(=練習)あるのみ、だろうなぁ。

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2006年5月19日 (金)

新能舞台

ウワサの新作能の舞台をついに観てきた。もちろん国立能楽堂のものではないけれど、それでも充分に楽しめた。今回の新作能に限らず、能楽堂以外の舞台(=つまり一般的な演劇用の舞台)を使っての能を観ること自体が初めてだったので、一体どんな雰囲気になるのだろうと思っていたが、ふむふむ、なかなか面白かった。能楽堂ではできないような演出もあり、そのあたりは流石、新作能の強みを活かしてきたなぁという感じであった。

千年の梅の木の精である紅天女が宿る梅の木を切るシーンが、やはりクライマックスだけあって素晴らしく(観客もみんな固唾を呑んで舞台を観ているのが伝わってくる。もちろん私もその1人である)、梅の木に斧が入る瞬間に絶妙のタイミングで鼓の音が鳴る。ついつい演劇の感覚で、スピーカーを通して効果音でも付けるのかと思っていたが、なるほどねぇ、鼓でこれを演出するのか。そして梅に斧が入った次の瞬間、ハラハラと梅の花が降ってきた(=もちろん、ただの紅色の紙吹雪であるが。光が乱反射してキラキラ紅色に光っていたので、紙というよりプラスチックかなと思ったが・・・)。これもまた、能楽堂ではできない演出だと思う。

個人的には、せっかく「天女」なんだから、あまりしわがれ声で演じて欲しくないなぁ、、、などと無理難題を要求したくなるところではあるが、、、まぁ致し方ないのでしょう。筋立て自体は非常にシンプルで、登場人物も少ないので、合間に狂言を入れて楽しませてくれたのだが、目指しているところがスタジオジ○リに近いような印象を持った。娯楽作品というよりは、これを契機に環境問題や何かを犠牲にして成り立っている今の自分たちの生活を振り返って考え直して欲しいというようなメッセージを訴えている。ジ○リもちょっとその傾向が強すぎるキライはあるのだけれど。

地唄のときに隣で元ダーリンが寝てたので、あとから「寝てただろー!」と言ったら、本人は、能楽堂と違って舞台照明なので、どうも目を開けていられなくてついつい目を閉じちゃったけど寝てなかった、起きてたよ!という。どうかなー、寝てたと思うなー。能舞台で1時間半の上演である。今まで観たことのある能は40~50分くらいのものが多かったので、こんなに長い時間をいったいどうやって能で演じきるのかと思ったけれど、狂言とバランスよく組み入れられていて、わりとあっという間の90分だった。こんなふうに作られた「新能」が、いつか「古典」と言われるようになるのかな。そうなったらスゴイなぁ。

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2006年5月17日 (水)

くたくた

何をしたというワケでもないのに疲れてクタクタである。あ、そうか、今日納期だった仕事が切羽詰って大変だったんだっけ、納品したらケロっと忘れている(笑)。なんだか思いっきり脳みそ使ったなーという感じでヘロヘロに疲れたのだ。挙句にどうしても調べがつかない言葉があって、○○の掲示板で質問しようか、それとも××のメーリングリストで訊いてみようか、と悶々悩みながら、とりあえずエージェントに電話して担当のコーディネーターさんに、△△という単語の調べがつかないのでそのまま原文通りに表記して納品することになりそうです、、、と泣きついたら、こちらでも調べてみます、とおっしゃってくださり、10分後にはメールが来て、先ほどの単語の訳語は□□ではないでしょうか、と書かれていた・・・。そ、そんなに簡単に探せるものだったんですか・・・。片目で時計をにらみつつ、あと○○分で××行を翻訳!とか思いながら焦って調べてたから調べられなかったのかなぁ・・・。それとも単に私が未熟ということか、やっぱり。

演奏会の第2回めの打ち合わせがあった。そういえば1回目のときも雨だったような・・・。メンバーの中の誰かが雨男か雨女なのかしらん?(それとも私が?)。今日は何冊も楽譜を抱えて歩いていたので、カバンが肩にずっしりと重くて、いつにもまして肩凝りが重症。私は万年肩凝りで、よく「肩凝りがひどくて頭痛がする」などと言うものらしいけれど、私にはそんな自覚すらない(お腹が空きすぎると空腹感に慣れて何も感じなくなるのと同じようなもんだろうと勝手に思っている)。でも今日はカバンが重かったー! 楽器をやる人ってみんな力持ちじゃなきゃダメだよねぇ、楽器自体の重さもあるけど、楽譜やら付随する小物だってアレコレあるし。そういえばフルート奏者の山形さんの演奏会に行ったときに、記念に金のフルートを作ったことがあり、次に、やはり記念にプラチナのフルートを作ったけれど、重すぎて1曲演奏するのがやっと、というお話をなさっていた。微笑ましい話だけれど、別に金やプラチナの楽器じゃなくたって、楽器自体を持ち歩かなければいけない人は大変だろうなぁ。私の場合は楽器は持ち歩かないが(持ち歩けるシロモノではない)、楽譜をほんの数冊かかえて歩いてるだけで充分に重い・・・。

すごく疲れている気がするので何か甘いものでも食べよう・・・と思ったのに、なぜか目に付いた酢昆布を食べてしまった。まぁ、これはこれで疲れを取ってくれるんだろうけど。どうも思考回路が疲弊して止まっている感じ。だったらさっさと寝なさい。明日も朝からアレコレ予定が入っているし、明日も重たい荷物をかかえて歩くことになりそうだし、、、。今日は非常に面白そうな仕事の打診をいただき、さーてお請けするかどうか、どうしよう、と思っている。気持ちの上ではちょっと舞い上がり気味なのだが、でも疲弊した脳みそでは建設的な、というより、マトモな考えが出来そうにないので、とりあえず返事は保留にして寝ることにする。コテっと寝てしまいそう。

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2006年5月 8日 (月)

開き過ぎ

楽器の初回レッスンに行ってきた。全然弾けなくてボロボロだった・・・。先生は必死にフォローしてくださったけど、フォローされても下手なものは下手なのだ。はぅー。道は遠い。私は十数年前に6級を取得して、そこで満足して辞めてしまった。6級までは趣味の範囲としてわりと誰でも取れるし普通にやっていればヘタでも普通に到達する。でも5級を取るとなると話が違う。6級と5級の間が開き過ぎているからだ。5級を取れば講師として教えることが出来る、いわばプロの入り口なので当然といえば当然なのかもしれないが、遊びの6級、プロの5級として歴然とそこには断崖絶壁のような大きな差がある。音楽の才能の無い凡人の私にはそれを乗り越えるのが難しい。そう思ったから6級を取得して満足して辞めていたのだが。

弾きたい気持ちがある以上、そして6級を持っている以上、次に弾くのは5級の曲になるわけだ。しかーし、難しくて文字通り手も足も出ない(足もちっとも動かない・・・)。私がやっていた当時は5級というだけでイコール講師の資格、という感じだったが、今は同じ5級でも指導5級と演奏5級というふうに分かれている。教える道に進む気はないけれど、弾き続けたい、もっと上手に演奏したい、という人が多いのだろう。もちろん私もそちらのほうに分類されるんだろうな。だってこんなヘタクソで、仮に間違っていつか5級に通ったって指導なんかできませんです。

しかし、、、なんかこの状態、英検に似ているなぁ。割と誰でもちょっと自力で頑張れば到達できる準一級と、それなりに相当本気で掛からないといけない一級。この二つの級の間には大きな大きな川が流れていて(笑)、気合を入れないと乗り切れない。二つの級が開きすぎているという状況がソックリだ。ちゃんと正しく勉強すれば誰でも合格できる試験だし、決して手の届かないものではない。そう言って生徒さんたちに発破を掛けている私ではあるが、、、音楽にはセンスと才能がいるからなぁ、、、あぅぅぅ、、、自分のことになると弱気(笑)。ちゃんと弾けるんだろうか、こんなオタマジャクシだらけの難しい曲。

さすが先生は私が持っていった楽譜を初見でサラサラっと読み解き、音が外れたところや間違った指使いを指摘してくださる。見るからに私より若い先生なのに、やっぱり教える人の実力ってすごい(余談だが英検授業では私が一番年下なのであった・・・大人になってから何かを学んだり習ったりするときには、本当に実年齢など関係ないものである)。お訊きしなかったけれど先生は3級くらいなのかなぁ。。。3級の実力ってどれくらいなのかさえ見当も付かない(=実力の無い人間に、実力者の大きさなど測れないのだから仕方ない)。はー。道は遠い。でもレッスンはあっという間で夢中になって弾いているうちに終わった。本当に楽しかった。好きなことはヘタでも楽しい。とにかく一曲完成を目指そう。

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