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2007年4月23日 (月)

同志たち

同じ英語学校出身で翻訳の道を目指している同志たちと1年ぶりに集まった。お互いの近況報告や日常生活の話で花が咲いたが、やはりそれぞれの関心は、どんな形でどのように仕事をしているか。そのうちの1人、C嬢はすでに完全にフリーランス形態で仕事をしているので、まだフリーランス未満のほかのメンバーから当然のごとく質問の山。同じ翻訳とは言っても、それぞれまったく分野が異なるため、仕事内容も進めかたも当然異なるけれど、逆に、自分がまったく知らない分野の翻訳の話を聞くことが出来るというのは非常に参考になる。

C嬢はIT分野の翻訳をしているのだが、翻訳は数十名規模のプロジェクトでの分担作業だそうで、企業のサーバーに接続した状態で行なうのだとか。へぇぇぇ。そして専用プログラム上での作業らしく、作業状況がパソコンに表示されるらしい(=どんなものか想像できないけれど、スクリーンの最上部に、○時作業開始、翻訳済み○行、○時作業終了、とかが表示される…らしい。うげげげげ~、そんな風に完全管理体制下での作業なんですか…なんだかコワイなぁ)。企業のサーバーが止まると予定がいっぺんに狂って大変だと言う。そりゃそうだろう。例えば私の場合、メールサーバーが止まったりプロバイダの原因でネットがつながらなくなったりしても大打撃だけれど、その場合はいくらでも代替手段が取れる。別プロバイダでのダイヤルアップ接続や、いざとなったらネットカフェでも 何とかなる。でも企業のホストコンピューターに接続しなければ仕事ができないとか、企業のサーバー経由で情報のやり取りをしているなどの場合、そのサーバーが止まったら確かに何も出来ない。それでもオンサイトの翻訳者ではないので、サーバーが止まろうがどうしようが、夜中に挽回してね、という暗黙の了解になってしまうのだそうだ(=つまり納期は延びない)。か、過酷だなぁ…。

特許分野の翻訳をしているB嬢はオンサイトで修行しながら着々と準備を進めている様子。最近は日英翻訳のスキルアップに余念がないらしい。うー、私もオンサイトでもっと日英の勉強をしたいな。フリーランスベースになると、日英は自分で直すというのが難しいし(=昨日書いた英作文の話と同じことなのだ)、こういうのは第三者の目で見てもらったほうが近道だ。自分よりも経験も実績も専門知識もある人たちに見てもらえるのはオンサイトの大きなメリットの一つだから、最大限そのチャンスは有効に活かしたい。

話している中で、B嬢が、自分はフリーランス翻訳者になることが最終目標ではない、と言ったことがとても印象深かった。確かに目標ではあるのだけれど、彼女はその先の道を見つめている。なんだか同志として憧れるではないか。くぅ、カッコいい。私はフリーランスで独り立ちすることが当座の目標だけれど、その先に何があるだろう。B嬢の言葉を聴いてから、少しずつ考えている。

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