« 2007年2月 | トップページ | 2007年4月 »

2007年3月31日 (土)

年度末に

年末や年度末には業務量が増えるという話をよく聞くけれど、今までは私にはあまり関係のない話だった。諸センパイ翻訳者さんたちのところに仕事が集中し、裁ききれないほどの量の仕事が発生するので、第一線の翻訳者以外にもおこぼれで仕事が回ってくるという話なのだけれど、私はお盆の夏休み時期も年末もそういうのはなかった。実力ウンヌンのみならず、よっぽど仕事を頼みづらいオーラでも発しているのかしら?と思ったり。

でもこの3月はちょっと雰囲気が変わって、納品する前に次の受注をいただくような状況が続き、どういうわけかは判らないけれど、これは少し風向きが変わってきたのかなという感じである。

昨日は英検の合格祝いの食事会があり、おしゃべりに花が咲いて(なんと5時間もお店で粘ってしゃべりまくった)、帰りの電車の中で携帯メールをチェックしたら、翻訳エージェントさんからのメールが山のように入っていた。現在作業中の案件の追加連絡事項、定期案件の発注1件、そして久しぶり(1年ぶり以上かな?)にコンタクトいただくエージェントさんからの新規のご依頼が2件。どれも納期がかぶっている。た…対応できません…。

定期案件のほうは内容も勝手も判っているので、こちらはすぐに受諾の返信メールを入れ、久しぶりのエージェントさんからのご依頼は添付ファイルの中身(=原稿)が携帯では見ることが出来ないため、帰宅するまでガマンし、帰宅後に(=当然、午前様になったのだが)すぐに中身をチェックして、ちょっと考え込む。論文が2本だ。2件ともは受けられない。エージェントさんに1本ならお引き受けできる旨の返事を入れ、その後に少し作業を進めようと思いつつ…睡魔に負けてコタツに沈み込んでしまった…(=今年何度目のコタツ寝だろう…)。起きたらエージェントさんから返事のメールと発注書が来ていた。正式にトリプルブッキングだ。これが多くの翻訳者さんが言う年度末ということなのかと初めて実感。さて頑張ろう。

| | コメント (0)

2007年3月29日 (木)

翻訳以外

このところ「おうち仕事」の話ばかりだったが今日は「会社仕事」の話を少々。「おうち仕事」がバタバタと忙しかったこともあって、会社では(その反動で?)どうもノンビリモードになっており、ゆるゆる仕事をしていた。家でも会社でもオーバーヒートでは身が持たないというのもある。それに、会社では「おうち仕事」のようなハッキリとした締め切りが設定されているわけではなく、普通に淡々と仕事をして終わった時点で出せば良いので、無理して全力疾走をする必要がないというのも、ゆるゆるモードで安心してしまう理由の一つなのだ。

さすがに作業スピードがちょっとゆるゆる過ぎたのか、本社から催促が入った(=とは言っても、すぐに出せ!という強硬な催促ではなく、いつごろになりますか?という、ゆるい催促であるが)。本社から上司宛に催促→上司から私に催促、という、大家さんから店子にお達しがあるような流れで進捗状況の確認となった。実際、翻訳はちょうど終わったところなのである。が。翻訳以外の様々な修正が残っていて、これが結構なテマ。例によって他の人があれこれ設定した非常に煩雑なワードの各種機能を外し、番号を振りなおしたりレイアウトを直したり図表をいれたりという作業が残っている。ページ数自体が多いので、ウンザリするくらいの修正量なのだ。そういえば今の「おうち仕事」も翻訳以外の雑多な作業案件じゃないか…。こういうのは重なるものなのだろうか。

もともと翻訳に限らず私は文書作成が好きなので、ワードもエクセルもパワーポイントもアレコレいじるのは基本的に楽しい。でもそれは自分で作る場合であって、他人が作ったものに手を入れるのはものすごく面倒臭いのでできればご遠慮したい。とはいっても、会社仕事ではそういうワケにもいかないのがツライところ。で、こういうウンザリする作業をちょっとばかりスピードアップして行なわなければならなくなってしまった。はぁ。まぁ前半でゆるゆるしたから仕方ない…って、なんだかこれでは「前半ぐーたら、後半お尻が火事」のおうち仕事と同じパターンではないか…うーむ。

医学英検の受験票が届いた。あと2週間強である。試験を受けること自体が非常に久しぶりだ。ちょっとドキドキワクワクである。

| | コメント (0)

2007年3月26日 (月)

ざっくり

先日無事に納品し、その後に翻訳料金+作業料を提示していただき、う~ん計算方法が判らないけど、まぁいいや、と思っていたエージェントさんから、別件のご依頼をいただいた。…のだが、、、、。今回は翻訳の依頼ではなく、アレコレいろいろな作業の依頼である。チェックのようなレイアウト編集のような用語確認のような、何でもアリ?という感じで。。。とにかく翻訳ではないことは確かなのだけれど、でも文章が英語だから翻訳会社にこういうお仕事も回ってくるのか…という感じである。前回お引き受けした案件で雑多な作業がいろいろあったので、その流れで私にご連絡くださったのかな。

それにしても、翻訳以外の作業となると、これがまた、どういう基準で料金が決まるのかサッパリ判らない! 前回はあくまでも翻訳と、それに少々の作業が付随するという形だったので、基本はあくまでも翻訳料金だったわけだが、今回みたいな場合には一体どうやって請求料金を決めるのだろう。先輩翻訳者さんなどが仕事で校正チェックをなさる場合に、校正チェック料金をどのような基準で設定なさっているのだろうか。私はボランティアの校正なら何度もやったけれど、仕事としての校正チェックや、ましてレイアウト編集のお仕事というのはお引き受けするのは今回が初めてなのである。

当然ながらエージェントさんには翻訳以外の場合の料金表というものもあるだろうし、どのような作業でどれくらいの所要時間が見込まれる場合はどれくらい、という大まかな目安があるのだろうと思う。でも私には、その目安自体がサッパリ判らない。今回の作業案件でも、レートはこれくらいで、とご提示いただいたが、丸っきり判らない。それが多いのか少ないのかさえ判らない(苦笑)。

ざっくりした目安で良いから、翻訳以外の場合の料金についても、少し自分なりの基準を決めておかなければならないな。前回の案件もそうだったが、作業料については、翻訳のときのように○字あたりとか○ワードあたりという細かな数字は出ないようだ。どちらも、ざっくりまとめていくら、という形で提示された。大雑把なのは私の得意とするところ(?)なので、今後のためにも、翻訳者が請け負う翻訳以外の業務のレートというものについて少し調べてみようかなと思った。「翻訳だけ」が理想と言えば理想ではあるが、こういう仕事でお手伝いさせていただくというのも時には良いかな、と思う。

| | コメント (0)

2007年3月24日 (土)

有害事象

先日、社員教育の一環ということで副作用報告に関する研修が行なわれた。社員だけではなく、すべての従業員が対象ということで派遣スタッフも全員が参加。研修の主旨説明で聞いたのだが、なんでも、有害事象の報告遅延があったらしく、FDAから社員再教育をしなさいというお達しがあったらしい。なるほど。普段はこういう研修には参加する機会も無いので、私としては参加させてもらえてちょっと嬉しかった。ただ、この業界にあまり興味がなく、ただの派遣先として働いている派遣スタッフさんも少なからず居るだろうから、そういう人にとってはナンノコトヤラ判らない研修だっただろう。

副作用と有害事象について、ひととおり基本のおさらい的な説明の後、ではこれから練習問題をやってもらいます、と全員に問題用紙が配られた。ええっ、そんなことまでやるの?…とは言っても、こちとら「おうち仕事」で山のような症例報告(それも死亡例=重篤な有害事象報告=ばかり)を訳す案件が終わったところだ、ナニが副作用でナニが有害事象かくらいはちゃんと判ってますよ、と思いつつも問題文を読んだら…むむむむずかしい! かなりグレーゾーンというかトリッキーで判断に迷う事例ばかりが挙げられている。そりゃまぁ、そういう問題じゃなければ練習しても無意味なのだろうけれど。周囲をみると社員さんたちも皆さんかなり考え込んでいる様子。私だけじゃないんだ、ちょっとホッとする。

その後に数人ずつのグループに分かれてディスカッション。それぞれの症例が有害事象かどうか、どのようなアクションを取るべきかなどを話し合う。日ごろ色々な医療関係サイトで拾い集めている情報のおかげで、それなりにディスカッションに参加することが出来たし、私が知っているようなことを知らない社員さんも居た(=例えば、治験参加者の身に起きた、治験薬の初回投与前の段階での事象は有害事象かどうか。これは有害事象になるのだけれど、そのことを知らないという方もいらっしゃった)。その後の回答とプレゼンでは、司会担当(=出題担当)の社員さんがかなり細かく厳しくチェックを入れて、しどろもどろになる社員さん続出。最後に、とにかく報告を怠らないでください、社員でも派遣でもアルバイトでも関係なく、自分が情報を見聞きした時点で必ず報告して下さい、という話で研修は終わった。ああそうか、私も、どこかで(=会社の製品に関わる有害事象を)見聞きしたら、それを報告しなければならないんだな、だから全従業員対象の研修だったのか(=とようやく気が付く私)。そういう認識が欠落・不足・あるいは薄れると、報告の遅延ということになってしまい、お上からお叱りを受ける…ということなのだな。

私は会社ではほとんど副作用関係の部門とは関係のない仕事をしているので、現実問題として、会社内で副作用や有害事象に関わることはおそらく100%無い。患者さんや医師からの苦情電話を取るということもないし、プロジェクト付きの仕事をしているので、当該プロジェクト製品以外の情報に接することも無いため、他の製品の文献や症例報告を見ることもない。当該プロジェクトにしても、ひたすらプロトコールを訳しているので、有害事象に遭遇することもない。けれども今回は、たまたま「おうち仕事」で症例報告と山のような有害事象を訳したばかりだったので、ものすごく興味深い研修だったし、有害事象報告の裏には、こうして様々な製薬会社の人たちが動いているんだなぁというのを現実に目にすることができて、非常に良い機会だった。

| | コメント (0)

2007年3月23日 (金)

計算方法

うなりながらも先日なんとか仕上げて納品したおうち仕事の翻訳料金についてエージェントさんからご連絡をいただいた。元々その案件に取り掛かる際の翻訳料についてはかなり曖昧な話だった。実質的な翻訳以外にも種々雑多な作業が発生する案件だったので、そういった作業も込みの仕事になっており、その作業がどれくらいになるのかやってみないと判らない、だから料金についてはあとで計算する、という話だった。そして納品後にこうして金額のご連絡をいただいたワケだけれど、かなりザックリとした計算のようで、実のところ、どうやってこの金額になるのやらサッパリ判らない。

私は基本的に仕事に取り掛かる前に諸条件がキッチリ決まっていないというのは気持ち悪くて好きではない。翻訳のおうち仕事をスタートしたとき、一番最初にお取り引きをしていただいたエージェントさんは、たまたま「原稿ベース」の料金提示だったので、すっかりそのクセが身についてしまった所為ということもある。原文で○文字・○ワードなので翻訳料金はいくらです、というのが最初に判っていれば、あとはどう訳そうと料金が変わることは無い。その後、そういう原文ベースの支払いは実は少数派であり、翻訳業界では大多数が「仕上がり(納品)ベース」だということが判ったのだが、いまだにこの方式には馴染めない。仕上がりベースだと、仕事に取り掛かる段階では翻訳料金が正確に判らないし、訳しながら「長めの表現で訳せば、余計に翻訳料金がもらえる」という考えだって頭をかすめてしまう。実際、自分が「会社仕事」をしていて、外注に出した翻訳をチェックする際に無意味に長ったらしい訳文に遭遇すると、「長く訳して余計に稼ごうとしてるな~」と思ったりする(=そして、そういう「無意味に長ったらしい訳文」というのがかなり多いのも事実なのである)。

この「仕上がりベース」という計算方法は、一昔前の、作家が万年筆で原稿用紙を埋めていた時代の出版社の名残りがそのまま今も生きているという話をどこかで聞いたのだが、つくづく実情に合わないやり方だと思う。そもそも「執筆」と「翻訳」はベツモノだし、「出版」と「実務翻訳」もベツモノだし、なんと言っても時代が違う。万年筆で原稿用紙に翻訳しているワケではないのだから。翻訳業界のスタンダードとして原文ベースで計算するようになってくれないものかなぁと思ってしまう。私がお取り引きいただいているエージェントさんの中で、海外ベースのところは和文英訳も英文和訳もどちらも原文ベースなので、お寿司屋さんの「明朗会計」とでも言うか、非常にスッキリした気持ちで案件を引き受けられる。他もそうだと良いんだけどなぁ。

くだんのエージェントさんからの提示料金に不満があるわけではない。思っていた以上に作業料を高く計算してくださったらしく、当初に考えていたよりも多めに報酬をいただけることになった。それは非常にありがたいのだけれど、ただ、計算方法が皆目判らなくて、うーんうーん、どこをどう計算してこういう料金になったのかなぁ、と謎のままだ。この業界、多かれ少なかれみんなそうなんだろうか。在宅翻訳者のみなさんは、こういう曖昧なやり方に疑問をいだいたりしないのかなぁ。私はどうも馴染めないなぁ。

| | コメント (0)

2007年3月22日 (木)

気分転換

おうち仕事で大量の症例報告にうめきつつもなんとか終了。死亡報告例ばかりを訳していたので心理的に辛かった。抗癌剤の治験薬概要書を訳したときも(=これは数年前に「会社仕事」で担当したものだが)やはり非常に苦しかった。苦しんでいる患者さんの病状が延々と書かれたものを訳していると、医学シロートなだけに、具体的にイメージできるのは詳細に記されている病状部分だけなので、痛みや苦しみばかりが想像できてしまうのだ。これで多少は薬や医学のバックグラウンドがあれば、何の薬剤をどれくらい投与したなどの時点で、どれくらい痛みが緩和されたかなどがそれなりに正確につかめるのだろうけれど。とにかくあの時は訳しながらかなりドンヨリ暗くなってしまった。この分野で仕事をしていきたいと思っているくせに、こんなことで良いのだろうかとも思うのだが。

今回の症例報告でも、訳しながらどんどんつらくなってしまったが、以前の「会社仕事」のときとは違って、今回は納期というものが目の前に立ちはだかっている以上、つらいわ~苦しいわ~♪と言ってノンビリ訳すワケにもいかない。それなりにサクサク仕上げなければならないのだ。週末の自宅おこもり缶詰を経て、無事に納品して、「納品した」ということ以上に、延々と続く死亡報告から解放されてなんだかホッとした。

気分転換に久しぶりにお買い物。といっても、オサレなショッピングというものではなく、サンダルつっかけて駅前の大型スーパーにフラフラと。食糧買出し以外の買い物が随分と久しぶりの気がした。小一時間ほど洋服売り場や雑貨売り場を歩き回り、気が付いたら1万円分ほど買い物をしていた。何を買ったかというと、、、なぜかタオル10枚とか…(=何にしようと思ったのか自分でも不明なのだけれど、色違いで欲しくなってしまって…)化粧ポーチが3つとか…(=これも何にしようと思ったのか…。少なくとも、そのうちの1つは友人へのプレゼントにしようと思って買ったのだけれど)、あとは兵糧食といったところである。何を買ったのか判らないのにお金がなくなるという、無駄遣いの典型だなぁ(笑)。

今日は次のおうち仕事の下準備をしただけで仕事らしい仕事はしなかったのだけれど、気分転換でお買い物に出掛けた以外は例によってほとんど一日中パソコンの前だった。夕方、このブログにコメントがついたのだけれど…スパムだった。パソコンの前にいるときにコメントが入ってきたので、ほぼ同時に削除したが、その後、立て続けに(10分以内に連続3件)同じスパムが入ったため、IPブロックを掛けた(記入者名とメールアドレスはごていねいに全部違っていたけれど、IPは当然すべて同じだった)。こんな閑散としたブログをスパム攻撃するなんて、よほどヒマな人もいるのだなぁ。

| | コメント (0)

2007年3月18日 (日)

やっぱり

ブツブツ文句を言いながら、グっと我慢の資料整理が3日3晩…は少し大げさだけれど、なんとか辛抱して下作業が終わった。下作業に時間が掛かれば掛かるほど、本来の翻訳に割ける時間は少なくなるわけで、だんだん焦りも進行して、最後のほうはもうファイルを投げ出して、参考資料なんかなかったことにしてしまおうか、と思ったくらいだ。でも、やっぱり、粘ってきちんとした資料にそろえて良かった。おかげで実作業がサクサク進んでいる。これなら山火事に類焼することなく、予定時間内に仕上られそうである。

予定していたセミナーには、やっぱり、一つも参加できなかった…。週半ばの平日に行なわれたセミナーには行く気マンマンで、「今日は残業せずにサッサと会社を出てセミナーに行くぞ!」と思っていたのに、結局は行けなかったのである。急に仕事が忙しくなったとか、急に残業を頼まれたというワケではない。お昼休みに、さてセミナーの時間と場所を確認しておこう、と思って携帯で受信していた参加確認メールを読んだら…そのセミナー、平日の「昼間」だったのだ。そういえば2ヵ月ほど前に申し込んだときには、会社をお休みしてセミナーに行こうと思っていたような…。いつの間にか勝手に夜のセミナーだと思い込んでしまっていたらしい。手帳にも「セミナー」としか書いてなくて、時間を書き添えていなかったのだ。ちなみにMedDRAのセミナーだったのだ。残念というより、やっぱり単に自分がアホである。

週末のセミナーのほうも、これまた参加できず。上述のとおり下作業でかなり時間を食ってしまったので、翻訳の実作業でどれくらいピッチを上げられるのかが読めず、貴重な週末の作業時間を丸々一日費やすだけの度胸というか大胆さ(というか無謀さ?)を持ち合わせておらず…。まぁ、かなり追い上げられることが判ったので、これだったら出掛けても大丈夫だったかもしれないが、それは結果論であって。こちらは翻訳学校の春のオープンセミナーなので、時間の余裕があれば行きたかったけれど、こういう状況で無理してまで行くこともないだろうとも思った。そもそも事前課題も手付かずだったのだ。こんな状態では、やっぱり出席できるハズも無い。

そんなワケで昨日は文字通り「一歩も家から出ず」に、おこもりでひたすら翻訳作業をしていた。本人的には有意義な一日だったのだが、あんまり健康的とは言えないのも事実で。お天気も良いことだし、今日はお買い物(=食糧買い出しとも言う)を兼ねて少し外を歩こうかな。…と言いつつ、やっぱりコタツにこもっているかもしれない(笑)。

| | コメント (0)

2007年3月15日 (木)

参考資料

おうち仕事用にエージェントさんから提供された参考対訳資料が膨大な量ですでに3日以上も格闘しているのにカタがつかない。実際の仕事の量の3倍以上もある分量の参考資料なのだ。自分で訳すときに大いに助かるハズ、なのだが、何しろ英文と和文の整合性が低い! 一致しているものを拾う作業に時間が掛かって仕方ない。くぅぅぅ、ここで我慢してきちんとした形にまとめておけば、あとが一気にラクになる…とは判っているのだけれど、本当にこれがちゃんとまとまるのだろうか、と少しずつ不安になってきた。参考資料をまとめるのは諦めて、先に実作業に入ったほうが良いのではないかと…。納期を気にしつつ、「下作業」に許される時間いっぱいまではなんとか参考資料を片付けようと思ってはいるが。

会社仕事のほうでは、外注から上がってきた翻訳のチェックが終わった。用語など整合性がなかったものなどで気になった点を上司に伝え、必要ならエージェントさんにフィードバックしてあげてくださいと言ったところ、外注に出すときに一緒に参考資料も出したのに読んでくれなかったのかなぁ、と言われてドキっ! うわぁぁぁ、やっぱりそういうものだよねぇ。クライアント側からみれば、参考資料を出している以上、そこで出てきている用語や表現はきちんと踏襲されてしかるべきで、それが出来ていなければ、せっかく参考資料を出したのに読んでいないのか?と思われてしまうのだろう。

…ということは…上司の言葉が転じて自分に返ってくる。おうち仕事用の、あの膨大な量の参考資料、きちんと片付けなきゃならないのだな…。でも参考資料を提供してくれるなら、もう少し「使える形」で出してほしいと思うのはワガママだろうか…。整合性の低い対訳資料は対訳とは言わないよなぁ…。ただの英文資料と和文資料の山、状態である。

これ、両者の立場がわかって面白いといえば面白いのだけれど。クライアント側は、役に立つかもしれないので取り敢えず提供しておきます、という感じで出していると思うし、資料の整合性やら使いやすさなど気にしていない。そのくせ、資料を出した以上は用語や表現はそろっていることを要求する。訳す側にしてみれば、資料をいただけるのはありがたいけれど、ただ量だけあっても使いづらいと閉口する。これでどうやって用語を揃えろというのだー!と言いたくなる。…しかしまぁ、揃えるしかないわけだな、、、。あとは時間との格闘だ。ふぅ。

| | コメント (3)

2007年3月13日 (火)

近況など

時間的に多忙なわけではないのだけれど、気持ちの上で落ち着かないような、何だかドンヨリとした状態が続いていて、ブログが止まっている。自分の中でもやもやしていて、きちんとアウトプットするところまで行かないと言うのかな。

おうち仕事:忙しい。お尻に火の状態が続いている。自分の無能さというか無計画性が身にしみる。精神的に「あんこんとろーらぶる」になって壊れて踊りそうな感じである(笑)。まぁ踊っても事態が改善するわけではないので踊らないが。

会社仕事:にわかに忙しい。新しいエージェントさんに外注した翻訳が予想以上に早くドサっと戻ってきたので、自分の担当している社内翻訳分とあわせて、それを一気にチェックしなければならない。それはそれで楽しくも有るのだけれど、何しろ量が多い。あたふたしている。

各種セミナー:春は翻訳関係のセミナーもてんこもりなのだ。が早速、先週は一つ参加をキャンセルせざるを得なかった。おうち仕事で火事を起こしているので、セミナーにお出掛けどころではなかったのだ。今週も平日に1件、週末に2件を予定しているけれど、出掛ける余裕があるだろうか…。時間的に余裕があっても、出掛ける気力がないかもしれない。

春の英検:足掛け5年ほど教えていた生徒さんがとうとうこの2月の2次試験を突破して合格! いやぁぁぁぁ…長かったなぁ、というか私も5年掛かったんだから同じなんだけど。自分のときはぐーたらやっていたので良いとして(笑)、傍で応援しているだけというのはヤキモキするというか、ドキドキの度合いが自分のときとは違うので、本当にホッとした。ストイックに勉強していた生徒さんなので、これからは今まで我慢していたことを存分に楽しんで欲しいと思う。

| | コメント (0)

2007年3月 1日 (木)

翻訳会社

あまりにもストレートなタイトルで失礼いたします。改めて翻訳会社っていろいろだなぁと思う。私は派遣でいろいろな製薬会社に行っているので、翻訳会社に発注する側になったり、翻訳会社から上がってきた成果物をチェックすることが今までにも何度もあった。そういう経験を重ねていくと、「どこか良い翻訳会社を知ってる?」と社員さんに訊かれるようになる。実際、上がってきた成果物をチェックしていると、う~ん、翻訳会社を変えたほうが良いですよ、と言いたくなることも多く…。

今までに複数の製薬会社に勤めて、大体どこの製薬会社でも評判の良いのは某A社、どこでも評判が悪いのは某B社、賛否両論が某C社、レベルは非常に良いけどお値段も非常に良いのでみんな二の足を踏みがちなのが某D社、といった具合で(イニシャルは実際の翻訳会社の会社名とはまったく関係ありません)、賛否両論あるというエージェントさんも多少はあるものの、大体評判は一致することが多い。そうなると、「あっ、そこの翻訳会社はどこで聞いても評判悪いですよ」とか「ここは定評があります」とついつい社員さんに言ってしまうのだ。

数日前から某翻訳会社の対応が非常に悪いということで社員さんたちが困っていることを耳にして、今回もつい、その翻訳会社は評判が悪いです、と言ってしまった。飛びつくように、「どこか良いところを知ってる?!」と訊かれて、これまた、某A社とか某社とか某社とか…と言ってしまった。一瞬、自分が登録している翻訳会社に仕事を依頼してもらって、その仕事が自分に来たらラッキー!?なんてことをフと思ったりしたが、アホらしいというか、そりゃ確かに内容を判っているのでラクかも知れないが、会社仕事とまったく同じ「おうち仕事」なんてヤだ!ということと、もう一つは、エージェントさんから製薬会社に納品されてくる成果物は、社内翻訳者として私が業務でチェックするのであり、他の翻訳者さんが仕上たものをじっくり見ることのできる絶好の機会なのに、自分が(おうち仕事で)翻訳したものを自分で(会社業務で)チェックする羽目になったらお笑いだし何の勉強にもならない。何をバカなことを考えているんだ、と自分でもおかしくなった。

問題の翻訳会社は切ることにしたらしく、急遽コンタクトをとった翻訳会社の営業さんと早速打ち合わせをするそうだ。どこのエージェントさんなのか訊いたら…私が登録しているところだった…(=私は何も言いませんでしたよ!)。うわー。まさか私に(エージェントさんから)依頼が来るワケはないだろうが、心の中で、エージェントの営業さんガンバレ!と思ってしまった(笑)。同じエージェントに登録しているほかの登録翻訳者さんが訳すことになるのだろうけれど、その質をこの目で確認させてもらえるチャンスなのだ。私がいただいている「おうち仕事」も、どこかの製薬会社で社内翻訳者さんがチェックするのだろうし、こうやって製薬会社と翻訳会社と翻訳者とがどこかでつながっているのだなぁ。それにしても、こういうクチコミの力って結構あなどれない。翻訳会社さんたちは、登録翻訳者を邪険に扱わないほうが良いだろうなぁと思ってしまった。

| | コメント (0)

« 2007年2月 | トップページ | 2007年4月 »