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2006年12月19日 (火)

原稿破損

エージェントさんから仕事の打診をいただくと、まずメールに添付されている原稿を確認する。内容を見て分量をザっと見て、あとは納期と照らし合わせて判断するわけだけれど、実のところ打診されたお仕事を断ったことはない。売れっ子の諸先輩方とは違い、お断りするほど次々と仕事が舞い込んできているわけでもないし、そもそも分野も限定している私の場合、そんなに無謀なお仕事を打診されたことはない。エージェントさんのほうでも少しずつ様子を見ながら分量や納期を調整なさっているのではないかと思う。

先日ご依頼いただいた案件でも、まず原稿を開いて内容にザっと目を通し、すぐにお引き受け可能の返事を出した。その後しばらくアレコレと別の作業をしていて、さてさっきの案件の下作業でも始めようかしらん、と思ってファイルを開いたら…なななななぜか破損している。どっ、どうしてっ!? 一度はちゃんと開いたのにっ!? 「ファイル修復コンバーターまたは“開いて修復”で開いてください」という初めて見るメッセージが画面上に現れた。言われたとおりにファイル修復コンバーターなるもので開く。…ムダだった。「開いて修復」を使う。…やはりムダ。プログラム選択でテキストで開く。…完全に文字化け。うがぁぁぁぁ。エージェントさんにお願いして、もう一度ファイルを送ってもらおうかという考えがチラっと頭をよぎるが、でも「原稿を確認しました」というメールを送ってしまったわけだし…なんだかものすごく自分がマヌケみたいで、できればそんなお願いをせずに済むならどうにかしたい。諦めきれずに何度もワードファイルを開く。その都度、「ファイルが壊れています」の文字を恨めしく眺める羽目になる…。

プログラム選択で、今後はリッチテキストを選んで開いてみた。おおお、今度は成功。無事にファイルが開く。でも何だか最初に見たときとは様子が違う。リッチテキストなので見た目が違うのは当然なのだが、修正履歴部分がどうもおかしい。最初に見たものは完全版(最終反映版)だったのだが、リッチテキストで開いたファイルは、縦横無尽に修正履歴が入っていて、ナニがなにやら判らない(涙)。それに、もともと、原稿には翻訳不要部分も含まれていて、原稿を色分けして、翻訳する部分(=依頼部分)と翻訳不要部分とを分けているものだった。リッチテキストだとそれが判らなくなってしまった…。つまり、あんまり(というか全然)役に立たない。

こりゃダメだ、キャッシュから呼び出すしかないな、と思ってキャッシュを探しまわった。膨大な量のキャッシュの中から、無事にお目当てのファイルを探し出して、祈るような気持ちで「ファイルを開く」をクリックする。一番最初に原稿を見たときと同じものがスクリーンに現れたときには、大きなため息が出てしまった。あああああ良かった。それにしてもファイルが破損した理由はまったく判らない。まぁパソコンなんてそんなものだとは判っているが、心臓に悪いなぁ。私は、メール添付の原稿はパっと開いて内容を確認しても、その場では保存しないことも割と多いのだ。今回も、内容を見ただけで保存はせずにすぐにファイルを閉じていた(=ファイル保存は、作業を始める段階になってから初めてハードに落とすというのがクセになっているようだ)。原稿は開いた時点でとにかくコマメに保存+確認しなきゃならないなぁと痛感した。

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コメント

翻訳のプロはPCスキルも必須なんですね。すごいなぁ~。

投稿: Hana | 2006年12月20日 (水) 15:29

>翻訳のプロはPCスキルも必須なんですね。

翻訳(=特に産業翻訳)はどうしてもPCと向き合いっぱなしですからねぇ。最低限のことができれば充分なのだとは思いますが、あとは自分がラクに作業が出来るようになるので、やっぱり使いこなしたいと思います。私もまだまだなのでもっと使えるようになりたいなーと思ってます。

投稿: snowberry | 2006年12月21日 (木) 00:51

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