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2006年8月10日 (木)

正しい文

昼休みにボーっとしていたら(というより、私は四六時中ボーッとしているが)、向かいの席のネイティブさんに声を掛けられた。エコノミストの英文クイズをやったことある?と言う。な、ななな、なんですか、ソレは! これでも一応タイム、エコノミスト、BBC、ABC、SciAM、CBSなどなど、英語教材に使えそうなサイトは結構チェックしているつもりだ。ワシントンポストはメルマガを取っているし、英米の第二言語学習者向けサイトだって随時チェックしている。質の良い英語教材を「無料で」(これ大事!)提供してくれそうなサイト探しにはこれでも情熱を掛けているのだ。海外サイトだけではなく、日本の英語学習サイトだって、週刊ST、ジャパンタイムス、アルクだって定期的にチェックしている。でもエコノミストに英文クイズ??? そんなの見たことも聞いたことも無い、それって一体ナニ?

教えてもらったサイトに飛んでみたら、あーナルホド、学習者向けの英語学習サイトというわけではない。だから私が知らなくても当然だったのかも。ネイティブもしくは英語を普通に使える人を対象に、より良い英文を書くためのリサーチツールとして、その名も、「ザ・エコノミスト・スタイルガイド」なるものが用意されていて、さてあなたはどれくらいスタイルガイドに沿った文章が判りますか、というクイズである。とは言っても、要は三択の中から一番正しい文章を選べばよいわけだ。なんだかTOEICの正誤問題みたいな感じである。が、TOEICの場合は、どれか1つだけ文法的に間違っている(あるいは1つだけ正しい)わけだが、エコノミストのスタイルガイドクイズの場合、文法的にはどれも正しい文章で、三択のうちどれか1つがエコノミストの推奨するスタイルガイドに沿った、判りやすくプレーンでシンプルな「正しい文」ということなのだ。

というわけで、ご想像の通り、結構難しい・・・。明らかにマチガイ、という文章は選択肢の中には無いのだから。チラっと見ただけで、こりゃあかん、中途半端には出来んわ、ちょっとじっくりやらないと・・・と思ったので腰をすえてやってみた。ちなみにこのサイトを私に教えてくれたネイティブさんは、英語の勉強というより、翻訳をやる人にはこのクイズすごく良いですよ、というのだ。クイズは全部で12問だが、そのネイティブさんは堂々の11問正解。さすがである。ところが彼の友人(やはりネイティブ)で文学を専攻し現在は国語科(=つまり英語ってことですね)の教師をしているという方がこれをやったら、なーんと6問しか出来なかったのだそうである。(=察するに、ネイティブさん、その友人さんからこのクイズのことを聞いたんではなかろうか。) 当然ながらその友人さんは非常に憤って、このクイズおかしいよ、と言っていたらしい(笑)。まぁ気持ちは判る。でもネイティブでも6問なのか、じゃあ私も多少は間違っても恥じゃないわね、とちょっと安心して、さてクイズをやってみた。

結果ですか? いや、あの、その。しどろもどろ。えーと、私はとてもとても、英語が得意ですなんて言えません(いや、普段からそんなこと全然思っていないけどね)。結構マジメにやってみたんだけど。難しいですねーっ(汗)。私の成績は6問正解でありました。解説を読むと、なぜ正答とされている文が「正しい」スタイルなのか、いちいちごもっともなのだ。もっと勉強せなあかんです。

http://economist.com/diversions/quiz.cfm?quizname=stylequiz

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コメント

私も7問しか合ってなかったです。(^-^; 解説もわかり易くていいですね。解説読むと以前読んだライティングの為の本「The Elements of Style」で書かれている事と同じでした。もう一回この本、ライティングのバイブル読み直そうかなと思ったのでした~。良いサイトの紹介ありがとうございます。

投稿: のん | 2006年8月15日 (火) 23:48

>解説もわかり易くていいですね。

こんばんは~、7問ですか、うー負けた(ってそんな問題じゃない? あははー)。そうなのです、解説がすっごく判り易いんですよね。逆に言うと、こんなシンプルなルールなのに、自分で書くときにはすっ飛んじゃうことが多いわけで、英語を書く仕事をしてるくせに大丈夫かい、、、と冷や汗タラリの私。

>ライティングの為の本「The Elements of Style」で書かれている事と同じでした。

へ~、どんな本なんでしょう。ちょっと探してみようっと。私は生徒さんたちには「The First Moves」をオススメしていたんですけど、同じような本かな? ライティングのルール自体はユニバーサルだから本の中身はどれも似ていることが多いので、あとは練習問題の多さとか装丁とかの好みで決めれば良いんですよね。要はきっちりそれを自分のものにすることが大事なわけで(再び冷や汗、あはは~)。

投稿: snowberry | 2006年8月16日 (水) 00:22

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