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2006年6月26日 (月)

スキャン

えーと、また先日のカキコミから。あと20ページくらいピコピコと入力してテキスト化・・・って、なんでまたそんなことをするのかいな、と思われた方がいらっしゃるかもしれないので少し補足。もちろん本来ならスキャンしてガっとOCRでテキスト化処理するところなのだけれど、今回は手入力するしかないのである。で、その話はちょっとおいといて。

医学論文の翻訳のお仕事を定期的にいただいているのだが、この原稿は画像化されたPDFがメールで送られてくるのである。エンドクライアントさんが論文をFAXで翻訳会社に送信し、翻訳会社がこれをスキャンしてPDFにしたものをメール添付で私に送ってくださるということなのだが・・・スキャンするときに読み取り可のタイプのPDFにしてくださると良いのだがなぁ・・・と思いつつ、そんなにテキスト化に時間が掛かるわけでもないから、まぁ良いか、と思っているわけだ。元々がFAX原稿なので翻訳会社が原稿を受け取った時点で多少は曲がっていたりして、それをスキャンしたときにさらに曲がったりして、かなりしっかりナナメになっている原稿も多い。でもOCRソフトは非常に賢いので、ちゃんと角度補正をしてくれる。スバラシイ。私よりも賢いんじゃないかと思う。

私が秘書の秘書(会長付きのエグゼクティブ・セクレタリーをなさっていた憧れの先輩秘書さんのアシスタント。ひらたく言えば使い走り)をしていた頃。その先輩秘書さんにコピーを頼まれて、せっせとコピーしてお渡ししたら、あら曲がってる、これじゃ会長にお渡しできないわね、と言われて、取り直しますっ!と舞い上がってもう一度コピーを誠心誠意取り直し、ビシっとまっすぐにコピーを取ってお渡ししたら、先輩は極上の笑顔で微笑んでくださって、取り直したまっすぐのコピーを会長に、曲がったコピーをご自分の資料になさっていた。私のなけなしの「誠心誠意」は、その先輩にまっすぐなのを使って欲しかったためなので、ちょっとガックリきた(笑)。若かりし20代前半の頃の話である。

その私に比べら、今のOCRスキャンはホントにすごい。誠意を込めずともまっすぐに読み取る。しかも舞い上がったりもガックリもせずに黙々と働いてくれる。なんて賢いヤツだ。そんなわけで私もバリバリに愛用しているが、今回の案件は原稿がいつもとはちょっと違うので残念ながらOCRソフトに出番はない。なぜなら原稿が表になっているから。ドサっと送られてきた原稿を目視チェックしながら、翻訳する項目を拾い出して訳すので、いちいちスキャンに掛けてOCRで読み取るほうが手間が掛かる。本当は翻訳会社さんのほうに、テキスト化していただけませんか?とダメモトでお願いしてみたのだが、やっぱりダメだった(笑)。まぁたまには原稿をめくりながら翻訳という作業も新鮮味があって悪くない。

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