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2006年6月 6日 (火)

文字化け

ボランティア翻訳でちょっと長い記事の校正を頼まれて四苦八苦している。内容が陽子線治療ということで、わりとニガテな分野だということもあるのだが(でも癌治療では放射線系の話は切っても切れないのだから仕方ない)、それより何より、原文に文字化けがてんこもりなのだ! 読み始めて、こっ、これはなんぞや!?と思ってしまった。この長さで、こんなに文字化けがあるものを、しっかり翻訳なさった方がいるというのもスゴイ。私なんぞ校正のために原文を目にしているだけで、読みながらイライラしてしまう。

オリジナルサイトで使用しているデフォルトのフォントにも拠るのだろうが、タイムやBBCなどで文字化けを経験したことはほとんどない。ところがエコノミストやサイエンティフィックアメリカンではしょっちゅう文字化けする。その場合、ウェブ表示のエンコードを欧文フォントに変更すればまず問題ないし、それに文字化けするのは大体決まっていて、「~」とか「-」に相当する文字、そしてアクサン記号のついた文字(人名に使われるセディーユなど)なので、これはまぁ、文字化けするのも判るし、化けたままで読んでもそれほど邪魔になるわけでもない。

ところが今回は、句読点が化けているのである! ピリオドだけは無事なのだが、カンマ、コロン、セミコロン、コーテーション、ダブルコーテーションが軒並み化けている!!! なんじゃこりゃ! オリジナルサイトに行って、片っ端からエンコード変換を試したけど全然ダメ。ソース表示でテキスト抽出もしてみたけれど、やっぱりダメ。不幸中の幸いというか、一応は化け方にも整合性があるようで、カンマは○に、コロンは△に、セミコロンは□に、というように、同じ句読点は同じ文字に化けている(ように思われる)。散々試して埒が明かないので、仕方なくいっせいに検索置換でそれぞれの句読点を無理やり変換したのだが、変換後に読んでみると、、、うーん、正しく変換できたのか不安になった。なんでこんなところにカンマがあるんだ?とか、ここで無理やりセミコロン?みたいなつながり方になってしまって、、、。「A is B, C is D.」みたいに短くてシンプルな作りの文章であれば、このカンマは文法的におかしいけれども、まぁいっかー、大意に差はないし、訳してしまえば同じこと、と思ってそのまま無視して訳せるが、現在分詞がたくさん使われているような長い文章になると、カンマの位置で訳し方が変わってしまうし、果たしてどう訳しあげるのが正しいのか、頭を抱えてしまう。これを訳した方もずいぶん苦労なさったと思うが、句読点の位置で解釈が変わる部分を、私が勝手に赤入れをして直してしまっていいものかどうか。そもそも、この句読点の位置が正しいかどうか判らないのに。これが天下のMDアンダーソンのウェブ記事なんだから参ってしまう。こんな大御所なのに、文字化けしたものを載せないでください・・・。でもネイティブはこんなことを気にせずにサクサクっと読んじゃうのかな。こういうところでつまづいてしまうのは私の読解力の弱さということなんだろうか。でもすでに数日お待たせしているので、早く校正を仕上げて送り戻さなければ。はぁ。

東京はしばらく曇りや雨の天気が続くらしい。梅雨入り間近。試験日も雨だろうか。私は雨の日の試験は苦手だったなぁ。

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