« 年度末日 | トップページ | つれづれ »

2006年4月 2日 (日)

お天気雨

雨が降り出す前に実家の近所の桜を観に行きたかったので、カバンにパソコンを放り込んで急いで電車に乗った。実家の近くの川原の土手にある桜並木は本当に見事なのだ。十数年前、土手をコンクリート舗装するために桜並木を全部切るという話が持ち上がったときには地元でいっせいに反対運動が起こり、桜並木は無事に残った。毎年素晴らしい桜を見ることができるたび、桜並木が残っていてくれて本当にありがたいなぁと思う。切ってしまうのは簡単だろうけれど、ここまでに育つには相当の時間がかかるのだから。

Sakura1

無事にお取引を始めさせていただくことになった翻訳エージェントさんから受注した仕事があるので、電車の中でパソパソしながら実家に向かう。もうすぐ実家の最寄駅に着こうかというときに雨が降り出した。あ~ダメだ間に合わなかったか、と思うけれど、相変わらずお日様は出ている。お天気雨だ。電車を降りて早足で実家に向かい、カバン(パソコン)を放り投げ、カメラと傘を持って川原に急ぐ。傘を差しながら土手を散策している先客が数人。中には傘も持たずに、土手のベンチで酒宴しているツワモノもいらっしゃる(まぁ小雨だから傘が要るほどでもなかったのだが)。夕暮れ時だし、小雨のせいもあってか、とても静かだ。ベンチのオジサン達も静かに桜を愛でながらお酒をいただいているという雰囲気だし。ゆったりと静かな時間が流れていて、私もところどころで立ち止まりながら桜を眺めた。桜といえばソメイヨシノだけれど、この花は本来はあんまり写真向きじゃないなぁといつも思う。だってカメラに収めてしまうと(私の下手な技術では)白っぽくなるだけで、きれいな薄紅色を味わうことが出来ない。やっぱり実際に自分の目で観て、記憶に焼き付けるしかないんだろうなぁ。山桜や八重桜のピンク色は絵になるけれど、日本人のイメージする桜は、やっぱり儚いソメイヨシノなのだろう。

Sakura2

Sakura3

Sakura4

30分ほどそぞろ歩いて帰宅し、のんびり夕食をいただくころには雨が激しくなってきた。そのまま少し仕事をして、夜遅くに実家を後にしたときには雨はもう上がっていた。明日は良いお天気になるそうだ。土手の桜が今日の雨で散ってしまうことは無いだろうけれど、都心の桜はどうだろう。明日の昼休みは私もカメラを持って歩いてみようかな。靖国神社の桜はもう散り始めるだろうか。

先週の翻訳学校の授業は歯科領域で、先生が図を描いて説明してくださってもすぐには何の図なのかさえ判らなかったくらい私にとっては未開拓分野だったけれど、おかげで多少はマシになった、、、と思っていたら、今回受注したお仕事が少しばかり歯科分野をかすめている(あくまでも「かすめている」程度である。そのものズバリ歯科領域だったら流石にお断りしただろう。そんな無謀・無責任なことはできないしクライアントにも申し訳ない)。どこで何が役に立つか判らないよなー、と思うのと同時に、日頃から選り好みせず勉強しておかなければいかんのだなと改めて思った。

|

« 年度末日 | トップページ | つれづれ »

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 年度末日 | トップページ | つれづれ »