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2005年9月16日 (金)

大げさなブログタイトルですが

大層な名前を掲げてしまったブログですが、私が何か発信する場を持つとしたら、必ず「医学翻訳」という名前を使おうと思っていました。「医薬翻訳」とか「医療翻訳」とかではなくて。大差ないと言ってしまえば大差ないのですが、私にとってはものすごく違うのです。私が目指しているのは医学翻訳であって、医薬翻訳でも医療翻訳でもないからです。英語で言えば全部メディカル翻訳になっちゃうんでしょうけど。

医学辞典はあるけど医薬辞典とか医療辞典とは言わないですよね(医薬辞典はあるかもしれないなぁ、薬剤関係の辞典はあるし)。大学に医学部はあるけど、医薬部とか医療部とは言わない。医学というのは、医術(なんだか古めかしい言い方だけど…)の学問であって、私がやりたいのはまさにその分野なのです。医学論文の翻訳をしたいと思っているので。実際には遥か彼方にある目標なので、そこにたどり着けるかどうか判りませんが。

医薬翻訳というのは新薬申請や副作用報告などに関わる翻訳で、多分日本のメディカル関係の翻訳のほとんどを占めるのはコレでしょう(…と理解しています)。臨床試験関連や治験薬概要書の翻訳は確かに面白いです。ADMEの項目を一通り訳すととても勉強になる。でも臨床試験関係の翻訳ってものすごく時間との戦い(まぁ翻訳で納期に余裕があることなんてあまりないのでしょうけど、そもそも、IBとかプロトコールは量が多すぎる! そして私は翻訳スピードが遅すぎる…)。面白いとか勉強になるとか言っている余裕がない。知識がないのに大量に訳さなくちゃいけなくて苦痛になってくる。そのうち、「私よりもっと上手な人がたくさん居るんだから、そういう人が訳したほうが良いんだ」と思ってしまう。副作用報告書や市販後調査関係の翻訳は逆に短くてほぼフォーマットも決まっていて、これはこれで、面白みを味わう前に終わってしまうという感じで。

医療翻訳というのは何なんでしょうね。そういう分野って聞いたことないのですが、最近はこう表現する人もいるみたい。私は、社会の医療制度や福祉関係、医療保険、病院の医療システムなどといった、広い意味でメディカルとsociologyの融合みたいな分野のことを指す言葉だと思っています。

私がやりたいのは、そのものズバリ、人間の体や病気についての翻訳。だから医学翻訳なんです。医学論文の翻訳をしたいのです。何故なのかなんてよく判りません。自分が何故か興味があるから。何故か楽しいから。何故か好きだから。それが一番大きな理由だし、何かをするためには一番必要なことだと思っています。

そういうわけで、エラそうなネーミングですが「医学翻訳NETWORKING」です。ネットワーキングというからには、医学翻訳に関わる人や情報が行き来するような場所にしていきたいと思っています。私はあまり情報発信が得意ではないのですが、少しずつ、医学翻訳に関する本、サイト、セミナー、ツールなどについて、思いついたことを書いていこうと思います。

あ、来週の対訳君のセミナー、まだ行こうかどうか決めていないのです。歯医者の予約と重なっちゃっているんだけど、どうしよう…。やっぱり歯医者をキャンセルしてセミナーに行ったほうが良いかなぁ。どうするか週末中に決めることにします。

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